あなたの防災意識、どうなってる?9割が不安に思う災害と、今日からできる備えのヒント!

自然災害への不安、やっぱりみんな同じ?
まず、自然災害の発生にどのくらい不安を感じているか尋ねたところ、なんと82.1%もの人が「とても不安に感じる」「やや不安に感じる」と回答しました。やっぱり、みんな心の中では災害への不安を抱えているんですね。

具体的に「備えが必要だと思う自然災害」では、88.9%の人が「地震」を挙げ、圧倒的な1位でした。南海トラフ地震への懸念や、過去の大規模地震の記憶から、地震への備えは全国共通の意識と言えそうです。2位は「風水害」で47.4%。近年激甚化する傾向にある水害や台風への懸念がうかがえます。地域によっては、「雪氷災害」や「斜面災害」への意識が高いことも分かりました。

防災用品の備蓄、あなたの家はどうですか?
自宅で防災用品や生活必需品を備蓄しているか尋ねると、「備蓄している」と答えた人は43.6%と、半数を下回る結果に。不安を感じている人が8割以上いることを考えると、少し意外な数字かもしれませんね。でも、「備蓄したいが、実施できていない」という人も32.0%いるので、備蓄したい気持ちはみんな持っているようです。
過去の調査と比べると、今回の備蓄率は過去最低だったそう。2024年の能登半島地震や2018年の大阪北部地震・西日本豪雨の直後には、備蓄意識が高まった時期もあったようです。災害が起きた直後は「よし、備えよう!」と思うけど、時間が経つとちょっと忘れがち…なんてこと、きっとありますよね。

備蓄を始めたきっかけと、なかなか進まない理由
では、備蓄を始めた人たちはどんなきっかけがあったのでしょうか?最も多かったのは「大規模災害のニュースに触れたから」で57.9%。遠い場所で起きた災害でも、「明日は我が身」と感じて行動に移す人が多いんですね。次いで「自治体の広報や新聞・テレビ・ネットなどの情報を見聞きして」が36.7%でした。自治体やメディアからの情報発信も、備蓄を始める大切なきっかけになっているようです。

一方で、備蓄していない理由のトップは「必要だとは思っているが、まだ準備ができていないだけ」で40.3%。分かってはいるけど、なかなか一歩が踏み出せない…という人が多いみたいです。また、「賞味期限や使用期限などの確認や買い直しが大変だから」「費用がかかるから、防災用品は価格が高いから」という声も多く聞かれました。物価高の影響も、備蓄のハードルになっているのかもしれません。

みんなは何を備蓄してる?意外な変化も!
具体的に自宅に備えているものでは、「飲料水」が92.4%でダントツの1位!日常的にペットボトルをストックしている人も多いからかもしれませんね。2位の「非常食」も82.4%と高く、食料と水はやはり基本のようです。その他、「ランタン・懐中電灯・ローソク」や「ペーパー類、ウェットティッシュ」「乾電池」「マスク」も6割以上の人が備えています。
特に注目したいのは、2016年と比べて「マスク」の備蓄が28.7ポイント、「携帯用トイレ・簡易トイレ」が26.1ポイントも増加していること!大規模災害のたびに報道されるトイレ問題や、感染症への意識の高まりが影響しているのかもしれません。

災害時の心配事、水より電気が心配?
災害が発生した時に特に心配なこととして、75.5%の人が「停電」、70.8%の人が「断水」を挙げました。この2つは他の項目を大きく引き離しています。以前は「断水」が1位だったそうですが、今回は「停電」がトップに。飲料水の備蓄が進んだり、給水車の対応が考えられたりする一方で、電気は発電機やバッテリーの価格、置き場所などを考えると、なかなか備えが難しいと感じる人が多いのかもしれません。

備蓄以外で日ごろから実施している防災対策としては、「家具の転倒防止対策」が36.7%、「備蓄物資の定期的な見直し」が26.2%でした。また、「自宅や職場周辺の防災マップ」「避難経路・避難場所」の確認など、情報収集系の対策も2割強の人が行っています。
年代別で見ると、若い世代と高齢世代で差が大きかったのが「近所づき合い」。70代以上では27.6%が実施しているのに対し、20・30代では8.0%前後にとどまりました。「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるように、いざという時に助け合える地域のつながりも大切にしたいですね。

災害時の情報源はやっぱり「テレビ」?
大規模災害が発生した時、何から情報収集するか尋ねたところ、68.9%の人が「テレビ」と回答しました。テレビ離れが進むと言われる昨今でも、災害時はやはりテレビで最新情報を得る人が多いようです。次いで「インターネットのニュースサイト」が59.6%でした。若い世代では「SNS」を情報源とする人も多く、20・30代では4割前後に上りました。色々なツールを上手に活用して、正確な情報を得ることが大切ですね。

みんなの声から学ぶ、いざという時のヒント
今回の調査では、防災のために心がけていることや体験談、意外に役立つものなど、たくさんの貴重な声が寄せられました。いくつかご紹介しますね。
《わが家の・私の備え》
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「2つの河川に挟まれている地域なので、台風などで大雨の時はとても心配になる。なので、2階に非常リュックや食品、貴重品などを置いている。」(女性・60代)
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「被災地では低体温症の事例が多いとネットニュースで見たので、アルミホイルとラップ、カイロを多めにストックし、防災リュックに入れている。寒さは備えで対策できることも少なくないと思う。」(女性・20代)
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「旅行用に購入したウォッシュバッグやヘッドライト、モバイルバッテリーなどが意外と災害用品としても使えそうだと感じている。」(女性・30代)
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「趣味の登山用品のヘッドランプ、ヘルメット、防寒着など災害時に役立つものも出てきそう。」(男性・60代)
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「ペットがいるので、避難所でペットが受け入れられない場合を見越して、大雨、雪、台風などの前はガソリンを満タンにする。」(女性・50代)
《被災体験者の声》
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「阪神淡路大震災の経験から、安否確認や食料調達、入浴他すべて人との助け合いで乗り越えられた。大変な中、人のありがたさを感じた。」(女性・70代以上)
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「東日本大震災の経験から、特に冬の寒さ対策は常に気をつけている。電気を使わない灯油ストーブに使用する電池の確保と予備用に多めに灯油を買っている。」(女性・50代)
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「連絡がとれないのが一番の不安でした。だからスマホのモバイルバッテリーは準備すべきです。ハザードマップで確認していた避難場所も川の水が氾濫して車で移動できませんでした。避難場所に行けないことも考えて食料品や飲料水は最低1日分を準備しておいた方がいいです。」(女性・50代)
《いざというときの不安も》
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「防災グッズや備蓄食品を充実させたいが、保管場所をとるしお金がかかるしで準備できていない。」(女性・40代)
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「水やグッズなど一通り用意はしているが、いざという時に冷静な判断ができるかどうか不安。」(女性・20代)
今日からできること、一緒に考えてみよう!
今回の調査結果を見ると、多くの人が防災への意識は持っているものの、具体的な行動に移すことには様々なハードルがあることが分かりますね。でも、小さなことからでも大丈夫!まずはご家庭の防災グッズを見直したり、家族と災害時の連絡方法を確認したり、ハザードマップを見て避難経路を確認したりするだけでも、大きな一歩になります。
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いざという時に後悔しないためにも、今日からできる防災対策を一緒に始めてみませんか?





