ありがとう!特急「サンダーバード」「しらさぎ」!感動のラストラン!北陸新幹線開業の裏で感謝のお別れ
概要
北陸新幹線の延伸を前に、特急「サンダーバード」と「しらさぎ」が金沢と敦賀間の最後の運行を行い、鉄道ファンや地元住民が見送りに駆けつけました。
特に、福井県越前市の武生駅では、朝のラッシュを彷彿とさせるほどの混雑を見せ、訪れた多くの人々が列車の最終運行を惜しんだ様子が伝わりました。
東京から来た20歳の男性は、幼い頃から特急「しらさぎ」に乗って祖母の家を訪れており、この日も特急の最後の運行を見届けるために前日から現地入りしていました。
彼は鉄道旅行が趣味で、今回も様々な駅で降りて写真を撮る計画を立てていました。
彼のように、特急列車とともに思い出がある人々にとって、この日は別れを惜しむ重要な瞬間でした。
福井県内で120年以上の歴史を持つ北陸本線は、新幹線の開業により、その一部区間が「ハピラインふくい」として新たなスタートを切ります。
この変化は、地元住民や鉄道ファンにとっては感慨深いものですが、同時に新しい交通の時代の始まりをも意味しています。
特急「サンダーバード」の最終運行では、七尾市の市長を含む地元関係者が集まり、運転士に花束を贈るセレモニーが行われました。
最終列車の出発は地元駅長の掛け声で行われ、列車に乗った人々は思い出作りに浸りました。
また、SNSでは「#さよなら北陸本線」「#ありがとう北陸本線」のハッシュタグが多数投稿され、過去の旅行の思い出などを共有する人々であふれました。
福井県南越前町では、特急列車の通過を住民約100人が旗を振って見送るイベントも行われました。
北陸新幹線の開業は、地域の交通に新たなページをもたらしますが、長年愛されてきた特急列車との別れは、多くの人にとって寂しい瞬間でもあります。
街角の声
「北陸新幹線が延伸するのは便利になるけど、サンダーバードとしらさぎの終わりってちょっと寂しいな。学校帰りによく見てたから、なんだか変な感じ。」
「孫が名古屋からしらさぎに乗って帰ってくるのがいつもの光景だったわ。新幹線もいいけど、特急の旅もまた違った良さがあったのにねえ。」
「この日のために休みを取って、サンダーバードとしらさぎのラストランを見に来たよ。歴史の一瞬を目に焼き付けられて嬉しい。」
「新幹線の延伸は地域活性化に繋がるから歓迎だけど、特急がなくなるのは通勤やビジネスでの移動に影響があるな。どうなるんだろう。」
「新幹線が開業でもっと多くの観光客が来てくれるといいな。でも、しらさぎやサンダーバードといった列車がもたらした魅力も忘れないようにしないと。」
「卒業旅行で北陸を回る予定だったんだ。最後に特急に乗れてラッキーかも。新しい時代の始まりを体験できるってわくわくするね。」
「最後の運行の様子を撮影して、SNSにアップするよ。#ありがとう北陸本線 ってタグで投稿予定。たくさんの人の思い出が詰まった列車だからね。」
「特急が通る景色を眺めながらの食事が自慢だったのになぁ。でも、これからは新幹線のお客さんにも満足してもらえるように頑張るよ!」
「新幹線が使えるようになると、出張の時間が短縮されるから楽しみだ。でも、サンダーバードのあの快適さはなかなか忘れられないな。」
「しらさぎって名前、かっこいいよね。新幹線もいいけど、特急の名前も覚えておきたいな。お父さんに教えてもらった特急の話、好きだったんだ。」
まとめ
- 北陸新幹線の延伸により、特急「サンダーバード」と「しらさぎ」が金沢と敦賀間での運行を2024年3月15日に終了。
- 最終運行日には多くの鉄道ファンがその区間の駅に集まる。
- 武生駅では、朝のラッシュ時のように混雑し、一部の男性は乗車できなかった。
- 20歳の男性が東京から訪れ、混雑した状況を目撃。自身は「駅鉄」として、休暇を取得し駅の写真を撮影。
- 北陸本線の感謝を表すハッシュタグがSNSで流行。
- 北陸本線は、敦賀駅から石川県加賀市大聖寺駅までの区間運行を「ハピラインふくい」に引き継ぐ。
- 「サンダーバード」は大阪駅と和倉温泉駅間の直通運行を終了。最終列車は盛大な見送りを受ける。
- 地元住民や鉄道ファンが別れを惜しむイベントやセレモニーを開催。
- 新幹線の開業で、地域の移動手段が変化。地元住民や利用者からは寂しさと期待の声が聞かれる。