約7600円の銀歯1個を盗み人生を棒に振った医療従事者、九州大学病院の元研修登録医が起こした窃盗事件
概要
福岡市中央区の歯科医師、和智貴紀容疑者(38)が、福岡県警東署により、建造物侵入と窃盗の疑いで2024年4月2日に逮捕されました。
和智容疑者は、去年の8月13日の夜、福岡市東区にある九州大学病院に侵入し、約7600円相当の銀歯1個を盗んだ疑いが持たれています。
事件の背景には、和智容疑者が2020年まで約10年間九州大学病院で勤務しており、研修登録医としての立場を利用して自由に病院内に出入りしていたことがあります。
事件発覚は、銀歯がなくなっていることを治療で使うはずだった医師が気づき、報告したことから始まりました。
その後の捜査で、入館記録や防犯カメラの映像から和智容疑者の関与が浮上しました。
和智容疑者は、逮捕後の取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていますが、盗まれた銀歯は現在も押収されていません。
警察は、この犯行が換金目的だった可能性があると見て、余罪についても調査を進めています。
街角の声
50歳・男性 「本当に驚きましたね。専門職の人がこんなことをするなんて。ただ、一つの銀歯を盗む理由が気になります。換金目的とはいえ、そのためだけにリスクを冒すかなと。背景に何か別の事情があるのかもしれません。」
34歳・女性 「九州大学病院って信頼のおける病院だと思っていたから、こんなニュースを聞くとショックです。病院で治療を受ける人たちの安全やプライバシーの問題も心配になりますね。」
22歳・男性 「研修医として勤務していた病院から銀歯を盗むなんて、信じられないですよ。自分の将来にどれだけダメージを与えるか、考えなかったんでしょうか。今回の件で、医療現場のセキュリティについても見直しが必要かもしれませんね。」
27歳・女性 「医療現場って信頼関係がすごく大事だと思うので、このニュースは残念です。でも、この事件をきっかけに、病院側もセキュリティを強化して、患者さんやスタッフの安全を守る良い機会になればと思います。」
43歳・男性 「こんな事件が起こると、地域全体のイメージダウンにもつながるから困るな。でも、和智容疑者がどうしてそんなことをしたのか、理由を知りたいですね。人は誰でも間違いを犯すかもしれないけど、大切なのはその後どう振る舞うかだと思います。」
まとめ
- 事件の発生:2024年4月2日、福岡市中央区の歯科医師、和智貴紀容疑者(38歳)が建造物侵入と窃盗の疑いで福岡県警東署に逮捕された。
- 犯行の内容:和智容疑者は2023年8月13日の夜、福岡市東区にある九州大学病院の一室に侵入し、治療用の銀歯1個(時価約7600円相当)を盗んだ疑い。
- 容疑者の背景:和智容疑者は2020年まで約10年間九州大学病院に勤務。研修登録医として病院に出入りできる立場にあった。
- 逮捕への経緯:治療用銀歯の不足に気づいた医師の報告後、入館記録と防犯カメラの映像を基に和智容疑者の関与が浮上。調査の結果、容疑を認める。
- 盗まれた銀歯:現時点で押収されていない。警察は換金目的での窃盗だった可能性を視野に入れ、余罪についても調査中。