イトーヨーカドーが事業を引き継ぐOICグループのロピアとは?
「ロピア」は日本における食品スーパーマーケットチェーンの一つで、特に関東地方において展開している企業です。
OICグループ(神奈川県川崎市)が運営しており、中核チェーンとして知られています。
その特徴としては、総菜や生鮮食品などの商品の高いコストパフォーマンスが挙げられます。
消費者からの評価が高く、メディアでのランキングでも上位に位置するなど、その人気は広く認められています。
近年、ロピアは出店を積極的に拡大しており、創業地である神奈川県を中心とした関東地方から、近畿、中部、九州、東北地方と地域を広げています。
こうした拡大戦略により、スーパーマーケット業界の新興勢力の一つと目されており、今回のイトーヨーカドーの一部店舗の事業譲渡に際しても、その名前がクローズアップされました。
ロピアを運営するOICグループには、食品スーパー「アキダイ」やホームセンターとスーパー業態の「スーパーバリュー」などが含まれており、多角的なリテールビジネスを手広く展開しています。
イトーヨーカドーからの店舗譲渡では、以下の7店舗が2024年8月から2025年3月にかけてロピアに引き継がれる予定です。
屯田店、琴似店(いずれも北海道札幌市)、青森店(青森県青森市)、弘前店(青森県弘前市)、花巻店(岩手県花巻市)、丸大新潟店(新潟県新潟市)、アリオ上田店(長野県上田市)。
一方で、石巻あけぼの店(宮城県石巻市)はヨークベニマルに、アリオ札幌店(札幌市)はダイイチに事業譲渡される予定です。
セブン&アイ・ホールディングス傘下のヨークベニマルは南東北や北関東エリアに、ダイイチは北海道に強みを持つ食品スーパーです。
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